KTM450SXFファクトリーエディション/2022モデルのフロントフォークリバルビングを行ないました。エンデューロ走行向けにセット変更という内容です。フォークはWP.AERフォークとなります。450SXFがベースですので大幅な変更となりました。リバルビング他、ベースプレートの製作/変更も行ないました。エアフォークとダンパーフォーク、それぞれ独立したシステムですので、リバルビングは一本分となります。

リバルビング作業の他、フォーク長で15MMのショート加工も行いました。EXC系のエクスプローラーよりも全長の長いフォークです。エンデューロ仕様としては行なって正解だと思います。この作業はエア側フォークがメインとなります。

それぞれ不具合無く仕上がっている筈ですが、その後の走行フィーリングは如何でしょうか。いつもご用命をいただき、誠にありがとうございます。

WPモノショックのOHを行ないました。BIMOTAに使用されている純正リアショックとなります。ピストンロッドは14MM。この時代のWPショックでは一般的ですが、あまり見かけないタイプのオイルシールとシールヘッドを使用していました。Oリングとガイドリングでオイル止めをする構造から、一般的なパッキンタイプのオイルシールへ変更しました。ノーマル純正パーツの入手が困難な事と今後の耐久性を考慮しての選択です。

オーバーホール作業と一緒にリザーバーホースの交換も行いました。より良い車体への取りつけを考えてホースを延長しました。

きれいに仕上がりました。その後不具合などございませんでしょうか。お仕事のご用命をいただき、誠にありがとうございました。

今週もお疲れ様でした。週の後半ぐぐっと冷え込んで冬の気配を感じました。　今週も沢山のお問い合わせをいただき、大変ありがとうございました。

それではみなさん、良い休日を。