KTM150SXのメンテナンス

みなさんこんばんは。本日もお疲れ様です。

KTM150SX/11モデルのメンテナンスの続きです。ピストン交換、フロント廻りの点検を終えてリア廻りのメンテナンスになります。

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リアショックのオーバーホールを行ないました。SXモデルでは最後のPDSショックの車体になります。EXCでは現在も使用されているショックと同じタイプです。このモデルに初めて乗ったときはかなりの衝撃を受けました。それまでのモデルよりもストローク感があって、PDSらしい前に放りだされるフィーリングも程よい感じに残っていて、ほぼ完璧だなって思いました。次の年からリンクが付くのですが、個人的には11モデルのSXはとても好きな車両です。

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リアブレーキペダルのベアリングとプッシュロッドの根元のベアリング(スウィベルヘッド)を交換しました。意外とがたがたになっていても気がつきにくいベアリングではないかと思います。細かなブレーキのタッチに影響するんでしょうし、こういうところがびしっとしているマシンは感じ良いと思います。

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スイングアームのベアリングにはまだまだグリスが残っていました。たいていの場合スプロケット側のベアリングから痛んで来ると思います。古いグリスを取り除いて、新しいグリスをしっかり入れて組み付けました。

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最後にクラッチ板の交換を行ないました。以前に作業したフサベルほどではありませんが、こちらも見事な寸止め具合です。笑  本当に耐久性のあるクラッチだと思います。クラッチレバーの操作が手前に近ずいてきたら一度点検してみても良いと思います。

いよいよ開幕戦も近くなってきました。今年も一年頑張ってください。

お仕事のご依頼、大変ありがとうございました。

 

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