みなさんこんばんは。
KTM525EXCRのサスペンションOHを行ないました。年式が今一歩解らないのですが、アウターチューブのブッシュが二種類使われていてアルミチューブ入りのタイプですので03モデルもしくは04となります。02モデルはインナーチューブが43MMでした。05モデルはアルミチューブの無いタイプとなります。自分としてはWPオープンカートリッジでは大好きなモデルです。インナーチューブとアルミチューブの仕上げに没頭しました。笑
インナーカートリッジのピストンロッドもくすんでいましたので研磨しました。このモデルでは固着し易いリバウンドアジャスターも分解洗浄グリスアップを行ないました。
COMPアジャスターはこの年式になるとオイル漏れを起こしやすいです。オイル止めのOリングを念のため交換しました。
リアショックの作業です。シールヘッドとブッシュのクリアランスの問題だと思いますが、このモデルはブッシュ挿入後センタリングを行ないます。フリクションに大きな違いが出てきます。ピストンロッドナットを締め付ける際もセンタリングが必要です。ピストンとシリンダーのフリクションレスとダンパー効果に大きな違いが出てきます。
きれいに仕上がりました。本格的な走行は春からになると思います。不具合など有りましたら何でもご相談下さい。ご用命をいただき、誠にありがとうございました。