みなさんこんばんは。
フサベルTE250/12モデルのフロントフォークオーバーホールを行いました。インナーチューブ凹みのためオイル漏れという事でご依頼をいただきました。ここのところ同じ内容の修理が増えています。ハード系レースが盛り上がっていますし、全体的に走行フィールドも難易度が増してきているのだと思います。
フサベル/12モデルはWPクローズドカートリッジが採用されていました。メンテナンス自体も久しぶりという事でしたので、カートリッジ内部のパーツ類もおおよそ交換させていただきました。
現行車両と比較しても見劣りしない良いマシンだと思います。パーツ類もまだまだ入手可能です。
KTM125SX/(多分)01-02のフロントフォークオーバーホールを行いました。WP4357オープンカートリッジです。自分の中では割と最近(笑)の車両なイメージですが、早20年近く経っています。久しぶりのメンテナンスという事でしたので、オイル漏れや滲みのある箇所までメンテナンスしました。リバウンドアジャスター付近からのオイルっ気が有りました。構造的にここからはオイルは出てこない筈ですが、念のため分解とOリング交換を行いました。
まあやっぱりリバウンドアジャスターニードルのOリングが痛んでいるのだろうと思います。こちらも分解してオイル止めのOリング交換を行いました。またリバウンドピストンのデルタシムがずれ込んでセットされていましたので修正しました。
おおよそ完璧だと思います。その後走行フィーリングは如何でしょうか。フサベルのお客さまと合わせて、同郷のお客さまからのご依頼でした。いつもお世話になっています。ありがとうございます。
今週最後の作業は、自前のOHLINS/TTXフォークのオーバーホール作業を行ないました。何年も前から所有しているカートリッジキットですが、いつからか何度オイルシールを交換してもオイル漏れが止まらなくなりました。暫く使用していませんでしたが、今回は対策としてTTXの新型オイルシールに交換しました。寸法の異なるシールですのでそれに対してシールヘッドの加工を行ないました。今日はとても満足です。完璧な作動に戻りました。今後どの様に遊ぼうかと考えてます。笑
今週もお疲れ様でした。お問い合わせをいただきましたお客さま、大変ありがとうございました。
ではではみなさん、良い週末を。