みなさんこんばんは。
KTM250EXCF/08モデルのエンジンメンテナンスをを行ないました。サーキット走行で使用しているお客さまです。前回の作業時はクランクベアリングの焼付きのためエンジンケースからのフルオーバーホールを行いました。その後30H程走行後の定期メンテナンスです。ピストン関連パーツ及びヘッド関連パーツはWPCとDLC処理を行なっています。負担のかかるピストンピンですが、とてもきれいな状態です。来シーズンの走行に向けてピストンリングとオイルリングの交換を行いました。
シリンダーとカムシャフトも問題有りません。
カムシャフトをホルダーに組み付けて規定トルクで固定するのですが、自分の中では結構慎重に行なう作業です。ホルダーとカムシャフトがメタルタッチになりますので、スムーズに動くように気を使います。後、、ピストン上死点時のエキゾースト側の合いマークがややずれ込むのがこのエンジンの特徴ですね。笑
最後にウォーターポンプのメカニカルシールの交換を行いました。前回のオーバーホール時にスルーしてしまった内容です。申し訳ございませんでした。。汗 ですがおおよそ十年間持った訳ですので耐久性がありますね。 メンテナンス後のフィーリングのご連絡をお待ちしています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。お仕事のご用命をいただき、誠にありがとうございました。