みなさんこんばんは。
KTM250EGS/89モデル、WPリアショックのオーバーホールを行いました。左キックエンジンの最終モデルです。過去にコンディションの良いこのモデルに乗ったことがあるのですが、忘れられないエンジンフィーリングです。車体も好印象でわだちのコーナリングもスムーズに走行出来ました。良い経験でした。オイルシールが独特の形状のリアショックです。パーツの入手が難しいためもう一つ新しいタイプのシールヘッドをコンプリートで交換予定でしたが、これもとても高価でした。今回はシールヘッドを加工して、パッキン型のオイルシールをセットしました。オイル漏れのリスクが少ない事と、今後のメンテナンスが容易になります。
きれいに仕上がりました。サブタンク/フリーピストンのOリングを始め、消耗パーツ類はまだまだ入手可能です。その後の走行フィーリングに問題は無いでしょうか。
KTM250EXCF/SIXDAYS/16モデル、フロントフォークのオーバーホールを行いました。海外のラリーに参加されているお客さまからのご依頼です。前回のレース前にリバルビングを含めたメンテナンスを行っています。今回のレース参加にあたり事前練習を行っている際にオイル漏れが起こりました。分解してみるとフォーク内部に泥が混入していました。オイルシールから進入した泥です。相当細かな土質なのだと思いました。通常ではメンテナンスには早いタイミングであったため、オイルは意外にきれいで、さらっとした感じです。
オイルシール/ダストシールにも泥の付着がありました。インナーチューブを丁寧に磨きました。
船積みに間に合わす事が出来ました。今年で三回目の参戦という事です。頑張って下さい。
いつもご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
今週も沢山のお問い合わせをいただき、大変ありがとうございました。お店は祭日の月曜日も通常に営業しています。
それではみなさん、良い休日を。