みなさんこんばんは。
SHERCO125SE/FACTRY/18モデルのサスペンションオーバーホールを行いました。走行を開始してからおおよそ一年経過しています。レースと練習走行多数の車両です。フロントフォークはWP/エクスプローラー。軽量コンパクトな車両にとてもマッチしたフロントフォークだと思います。リバウンドピストンのデルタシムがずれていました。時々見かける症状です。これを確認出来ただけでもOHの意味があった(笑)と思いました。ミッドバルブのシムも歪んでいましたので交換しました。シムの積層もチェックしましたが、KTMとは結構異なる配列でした。有意義な作業となりました。
フォーク本体から異音がするという事でしたので点検したところ、TOPキャップに不具合がありました。これたまに見かけます。少し面倒な分解作業ですが慣れると簡単です。パーツを一点加えて修理するのですが、これで完璧だと思います。
リアショックは問題無く作業が進行しました。しっかり走行されているライダーですので、オイル汚れもかなり進行していました。
リアショックよりもリンクのベアリングの方が不味い状態で、一つは完全に固着していました。少し急ぎの作業でしたので強引に作業を進めましたが、何とかグリスアップ出来て最低限ですがスムーズに動くようになりました。近く交換がお勧めだと思います。
お仕事のご用命をいただき、いつも大変ありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。