KTM350EXCF/17モデル、サスペンションローダウン。

みなさんこんばんは。

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KTM350EXCF/17モデル、サスペンションローダウンの作業を行ないました。フロントフォーク、リアショック共WP新型のXplorサスペンションです。早速のお仕事のご用命をいただき、大変感謝です。ありがとうございました。

KTMニューモデルは250EXCとEXCFに最近ようやく乗る機会がありました。走行性能や外観の仕上がりなど、ほんと非の打ち所が無いという感想です。自分的には◎以上の車両に感じました。

そんな車両のこのフォーク。素晴らしいです。木が積んであるセクションやガレ場などの走破性がとても良いです。凹凸に対する反応が良いのでフロントタイヤがスムーズに転がる印象がびっくりでした。4CSフォークのフィーリングもこれに近いのですが、もっとしっかり感があり安定しています。それ程乗り込んだ訳ではありませんし、慣らしもまだまだの車両ですので結構適当なインプレですけど。笑

サスペンションの内容はオープンカートリッジと考えて良いと思います。これまでの4CSフォークは部品点数が多くて、分解組付けに少し注意が必要です。ですがこのフォークはとてもシンプルな構成です。部品点数も減り組み付けも今まで通りの方法で問題ないです。かなり精度の良いマルゾッキマグナムって印象でした。例えが古すぎですね。笑 接地感とギャップに対するレスポンスを両立させたエンデューロ専用フォークをここ何年かWP/KTMは作りたかったはずですが、4CSという新しいフォークを完成しつつ、思わぬところに落として来たんだなあと思いました。

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PDSリアショックも大きく変わりました。シリンダー径が46MMでこれも相当びっくりしました。構造は大径ピストン二個ではなくて高速側のピストンが小径になりました。シリンダーの中にもう一個小径のシリンダーがセットされています。これは85SXや少し前のSXSショックと同じ構造です。シリンダー径は小型になりましたがダンパー効果は十分といった乗り味でした。しかもショック本体の重量がかなり軽くなっています。参りましたねえ。笑

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今回の車高調整はシート高で20MMの調整となりました。フォークスプリングはレートを落とした上で、寸法にあった専用品を製作させていただきました。

取り扱いし易く、フレンドリーなマシンになりましたとご連絡をいただきました。大変ありがとうございました。今後もセッティングでお困りの時は何でもご連絡をお待ちしています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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