みなさんこんばんは。
KTM640SMプレステージ/2006モデルのサスペンションオーバーホールを行いました。この車両のKTM/LC4エンジンの歴史は確か87モデルから。自分の友人が当時マッティグフォーヘン勤めをしていて、新型2サイクルエンジンを開発していると思った、という話を聞きました。(笑) 5速ミッション軽量単気筒エンジンです。セル付きになったのは97モデル。その後エンジンヘッド等の改良が行われて2006年式が最終モデルとなりました。熟成されたエンジンと車体で、素晴らしく楽しい車両です。
ステムベアリングに違和感が有るという事でしたので、ベアリング交換も行いました。フロントフォークOHと合わせて、ハンドリングはより良く改善される筈です。
リアショックの作業です。前回の作業から5年程の経過でしたのでOリングのヘタリ等は有りましたが、オイル漏れは無くピストンロッドの当たりも良好でした。
やはりリンケージグリスアップも行わなければと、作業しました。スイングアームシャフトの錆やグリスの状態を見ると経年が感じられました。良い作業が出来たと思います。
今回も気持ちよく試運転させて頂きました。この度もご用命をいただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。