恒例のドロはけ対策です。チェーンで巻き込んだドロや石が油圧クラッチのシリンダーを破損するのを防ぎます。
リアブレーキのステッププレートを削りました。ペダルが外側から押されたときにクラッチカバーの破損を防ぎます。既にキズが付いてしまいました。早くやっておけばよかったです。
リアスプロケットを52Tに変更しました。ノーマルは50Tです。ギアのつながりに不満がありました。まぁ、僕にもう少しライディング技術があれば50Tでも良いのでしょうけれど・・・
ちなみに僕がイタリアにいたときジョバンニ・サラはイタリア選手権に250EXCで出ていたんですが、ファイナルは14-47でした。バイクはどノーマルでしたよ。
今回はちょっと奮発して、しどきに行ってきました。コースはご存知の通り気持ちの良いハイスピードコースです。Rの大きなコーナーと小さなコーナーが適度にあって全然飽きないコースです。スピードはすごく出て、その割に部分的に小さなギャップが多く、あと下りコーナーの手前のブレーキギャップがかなり手強いです。サスペンションのテストには最高です。
結果としては、自分で言うのもどーかと思うのですが、すごく良く出来ました。ノーマルの無駄な動きが無くなって、ダンパーの効いた落ち着いた動きになりました。僕の中では課題だったストローク感もあるし、08までで組み直してきたものより良く出来たと思います。サスペンション本体が軽くなっているのも原因になっているみたいです。
あくまでも僕の感覚なので他の人はどう感じるか解りませんが、簡単に言うと09モデルのあの初期のふわふわした動き、あれを消さないと良くならないと思います(あの初期作動はなんかお得感があるんですけどね)。で、今回はそれを消したことと、リバウンド側を中心にシムの入れ替えをしました。先日運良く09の400EXCRと250EXCFに試乗する機会があったんですが、今年のモデルは全部同じ動きをしてるんですよね。なので応用も利きそうなかんじです。次回はちょっと欲が出てしまったので、もう少しプラスアルファしてみようかな?と考えています。
フロントが落ち着いたので、今度はショックに入ります。
ショックは完全に僕の趣味の世界の組換えで、僕の「わりかし偏ったバルビング」にします。
内容は、シムを沢山積みます(笑)。そして大幅にスプリングレートを落とします(66→60)。
ストローク感は無くなりますけど低重心になります。PDSの欠点である「放り上げ」が少なくなると思います。それがうまくマッチしたら今度は車高調整に入ろうかなと考えています。