日別アーカイブ: 2024年1月12日

XACT.PRO8950及びXACT.PRO7548のリバルビング作業。

みなさんこんばんは。

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XACT.PRO/8950ショックアブソーバーと7548フロントフォークのリバルビングを行いました。装着する車両はKTM125SX/2024モデルとなります。フロントフォークはこれまで250XCF/23モデルで使っていた物です。車種に合わせてのリバルビングという作業内容です。定期メンテナンスも合わせて行いました。

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軽量な車両になりますので、シムセットはソフト方向で、フォークスプリングも1レートソフトに変更しました。フリーピストンスプリングはこれまでと同様の10N/MMです。スタンダードは16N/MMでした。スプリングがヘタって全長が短くなることが有りますので、スプリング全長管理は作業毎行っています。

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リアショックは8950の24モデル(新型)です。23モデルから全長が短くなりました。外観は相変わらず迫力があります。笑 125SX用のセット内容をエンデューロ走行向けにリバルビングしました。ショックスプリングも合わせて1レートソフトに変更しました。

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作業内容を確実な物にするため、エア抜き作業と窒素ガス圧セットを確実に行います。

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いつも良いお仕事をいただき、大変感謝です。ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

KTM300EXC.TPI/2019モデルのサスペンションオーバーホール。

みなさんこんばんは。

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KTM300EXC.TPI/2019モデルのサスペンションオーバーホールを行いました。定期メンテナンスとしてご依頼をいただきました。前後セットでご依頼いただいた時はフロントフォークから作業を行う事が多いですが、今回はリアショックの作業から行いました。サブタンクにオイルが侵入して窒素ガスもシリンダー内に入っている状況でした。フリーピストンのOリングのヘタリが原因だと思います。フリーピストン式のリアショックでは時々見かける症状です。その他構成パーツ類に不具合は有りませんでした。

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必要と思われるパーツの交換とピストンロッド研磨を行い仕上げます。エア抜けの悪い現行タイプのPDSリアショックです。笑 今回も丁寧にエア抜きを行いました。

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フロントフォークはインナーチューブの当たりが良好で良いコンディションでした。オイルシール類と合口の開いたピストンブッシュの交換を行いました。

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良いフィーリングに戻っている筈です。その後の走行フィーリングは如何でしょうか。作業のご用命をいただき、誠にありがとうございました。