みなさんこんばんは。
KTM690ED-R/09モデル、サスペンションオーバーホール及びリバルビングを行いました。国内外のラリーイベントに多数参加されているお客さまです。去年のラリーレイドモンゴルに参加した車両で、メンテナンスのタイミングと合わせて今後国内ラリーに対応出来るようにセット変更を行いました。モンゴルのレースでは使わなかった(レースに合わせてEXC系の4860フォークで参加されました)ノーマルフォークです。メンテナンスは久しぶりの様子でシール類は現行のSKFタイプではなくて少し前のNOK製でした。SKFシールにするだけで結構フリクションレスとなりスムーズに動くようになると思います。シムのセットは本州の狭くて滑りやすい荒れた林道を想像しながら積み替えました。笑 スプリング交換も考えましたが、ひとまずSTDで試してみてからという事で、5.0N/MMの選択です。スプリングプリロードのみ、若干抜く方向でセットしてみました。
リアショックの作業です。通常通り全て分解洗浄を行いパーツ類をチェックして組み立てました。タンクにロックタイトを効かしますが、ぴったりくっつくまで暫く時間がかかります。その間にリバルビングを行いました。おそらく色々な理由があってと思いますが、ノーマルよりもかなり固めのシムセットでした。当然柔らかめにセットします。極力ストローク感を感じていただけるようにセットしました。
試運転はまだ先という事です。暖かくなってからじっくりと試してみて下さい。今後のセット変更もあると思いますが、しっかり対応させていただきます。お仕事のご用命をいただき、大変ありがとうございます。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。