みなさんこんばんは。
先日より行なっているフサベルTE125/14モデルの作業です。今日は車体廻りのメンテナンスを行ないました。ステムベアリングのグリスアップです。普段から丁寧にメンテナンスされている様子です。新たらし目のグリスが結構残っていて良い状態でした。再度グリスを入れなおしました。
フロントフォークのメンテナンスです。フォークのタイプはWP/4CSとなります。ダンピングアジャスターニードルのOリングに痛みが出ていて、チューブ内にオイルが混入していました。意外に気が付かない部分だと思います。左右共Oリングを新品にしました。その他カートリッジの内径8MMシールに傷が有り、カートリッジ内の気密が保たれずインナーロッドの正しい動きが出来ていませんでした。今後、より良く作動するはずです。
リアショックの作業です。定番のWP/PDSショックです。ここのところ良く見かけるのですが、ハイスピードコンプレッションアジャスター付近からのオイル漏れがありました。以前は全然見なかったのですが、先日のも14モデルでした。Oリングの材質や寸法でも変わったのでしょうか。パーツリストでは拾えないOリングです。寸法どおりで材質も気を付けつつ代替を準備しました。
エア抜き作業をしっかり行ない、フリーピストンの位置決めを行い窒素を封入します。こちらもきれいに作業出来ました。次回に続きます。
本日もお疲れ様でした。