みなさんこんばんは。
OHLINS、TTXリアショックのメンテナンスを行いました。KTM500EXC用、アンドレアーニ仕様のOHLINSです。パーツの手配など少し心配だったのですが、テンポ良く手配していただきました。本当に助かりました。走行フィーリング、抜群のリアショックです。
通常シリンダーボディーにシールヘッドを組み付けるのですが、このタイプはヘッドホルダーと二分割に分かれています。かなり強くロックされていますので、緊張感のある脱着作業になります。
ハイスピードとロースピードに分かれたコンプレッションアジャスター。特殊工具を作りました。下に置いてあるのは自前のTTXショックボディーです。念のためフィッティングを確認しながら作業を進めました。
自分のTTXと年式も一緒なのですが、アンドレアーニは随分構造が違いました。ピストン形状またシールヘッドはSKFが使われています。カラーによる全長の管理も異なっています。
この辺はいつも通りの作業。サブタンクフリーピストンの位置決めを行ないます。分解前に点検して、窒素ガス圧は10barという内容です。
真空ポンプによりエア抜きを行ない、念のため最後は手作業でエア抜きの仕上げを行ないました。複雑な構造のわりにはエア抜けは良かったです。
きれいに仕上りました。
次回フロントフォークの作業になります。
本日もお疲れ様でした。