みなさんこんばんは。
ハスクバーナ.TC125のエンジンメンテナンスを行いました。ちょうど1シーズン、エンデューロレースとファンライドに使用したマシンです。シーズンオフのメンテナンスとなります。
一年走行くらいでは、クランク廻りの点検まで行なわないことが多いのですが、念のためという事と、どんな状況かを把握するといった意味で作業を行ないました。以下、要所の写真となります。
クランクケース内です。クランクとミッション、共に良好ですね。
ケースを合わせて、組み付けはプライマリーギア、キックシャフト、シフター関連パーツ、クラッチアウターハブという順番で進行します。クラッチフリクションプレートも規定値内の減り具合でした。アルミのプレートがわずかに心配でしたが、後々簡単に交換できるパーツです。やはりそのまま使用しました。
インナークラッチハブの当たりもグッドです。
KTM、HSQ、ここ何年かピストンが妙な当たり方をします。何年か前までは無かったんですけど。。定期的に確認しておきたいですね。当初よりピストンは交換予定でしたので、新品を準備しておきました。
ちょっとぼやけた写真ですが、ディメンションZを確認した後(正規の寸法でした)、デバイス左窓から合いマークを打ちました。次回以降ディメンションの確認が簡単になります。
ウォーターポンプメカニカルシールはメンテナンスのたびに交換がお勧めかなあと思います。レース使用車両はクーラントも薄めにりそうですし、錆が進行し易いと思います。
こんな感じできれいに仕上りました。慣らし運転、同行したいと思います。笑
いつもお仕事のご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
引き続き、よろしくお願いいたします。